
孫からウイスキー造りの功績を称えられ、
敬意を込めて「老いたおじいちゃん」と名付けられたウイスキー
飲んでみたくないですか?
こんにちは!ふっくしゅーたーです!
今回ご紹介するボトルはこちら

「オールドグランダッド ボンデッド」
アメリカのケンタッキー州にあるジムビーム蒸留所で造られている
ストレートバーボンウイスキーです。
ラベルの肖像画が印象的なボトルですね。
基本スペックはこちら
| マッシュビル(原料の配合比率) | トウモロコシ 63% ライ麦 27% 大麦麦芽 10% |
| 熟成年数 | 4年以上 |
| 実売価格 | 3000円前後 |
ライ麦比率の高いハイライウイスキーとしても知られており、
その配合比率を生かしたスパイシーな味わいが特徴です。
- ボディの重いスパイシーな味わいのバーボンを求めている人
敬意を込めて名付けられた「オールドグランダッド」
1796年、ラベルの肖像画にも描かれているベイセル ヘイデンが、
アメリカのケンタッキー州でウイスキー造りをスタート。
ヘイデンの造るウイスキーは
ライ麦比率の高いハイライバーボンが特徴で
後に「バーボンの先駆者」とも呼ばれます。
1882年、3代目にあたる孫の
レイモンド・B・ヘイデンが
その功績を称え、敬意を込めて
彼の愛称でもあった「オールドグランダッド」というボトルを誕生させました。
現在はジムビーム蒸留所に売却され、
その伝統的製法を守り続けています。
ちなみにジムビーム蒸留所には
「オールドグランダッド」と同じマッシュビル(配合比率)の
「ベイセル ヘイデン」という
別銘柄のボトルも存在します。

飲み比べてみても楽しいかもしれまんね。
粗悪品からウイスキーを守るために制定された?「ボトルド・イン・ボンド法」
ウイスキーへの税金が重かった1800年代後半、
市場には「ムーンシャイン」と呼ばれる密造酒が出回ります。
その中には大量の水で薄めたものや
熟成をせず、ただ香料で色付けされたものなど
粗悪品も存在しました。
この状況を重く見た政府は
1897年、「ボトルド・イン・ボンド法」を制定。
- 単一の蒸溜所で蒸留された原酒のみを使用すること
- 同じ年の同じ季節に蒸留された原酒のみを使用すること
- 政府公認の保税倉庫で最低4年以上熟成すること
- アルコール度数50%で瓶詰めすること
この条件を満たすウイスキーだけが
「ボトルド・イン・ボンド(ボンデッド)」を名乗れる、
つまり、政府公認の高品質商品であるという証を作ったわけです。

粗悪品から消費者を守ると同時に
税収確保の目的もあったと思います。
賛否はあれど、この法律のおかげでウイスキー市場には
力強くリッチな酒質のバーボンが登場するようになりました。
この後にアメリカ国内で始まる禁酒法(1920〜1933)により、
この法律は意味をなさなくなってしまうのですが、
現在でも「ボンデッド」を名乗る商品は存在し、
伝統的製法を踏襲する高品質商品として評価されています。
香りと味わいのギャップが楽しい「オールドグランダッド ボンデッド」
ストレート
香りはキャラメル、バニラとエステル香。
エステル香はバナナが中心で
もう一つの特徴でもあるセメダインのような香りは
それほど感じません。
ライ麦の比率からもう少しスッキリとした香りを想像していましたが、
濃厚で甘美な香りが鼻腔をくすぐります。
味わいもキャラメル、バニラ、バナナが目立ちますが、
これまた香りからは想像できないほど軽快でスッキリした甘味。
そして、強烈なスパイスのパンチ力が襲ってきます。
余韻は長くありませんが、
このスパイスはフィニッシュまで追いかけてきますね。

香りと味わいでこんなに振れ幅があると飲んでいて楽しいです。
ロック
香りはやや低減はするものの濃厚で甘美な香りは健在。
そこに柑橘系の酸味が加わります。
味わいは苦味と渋味が出てきますが、
スッキリとした甘味も継続。
やや、キャラメルとバナナが前に出た印象で
セメダイン香はさらに引っ込みます。
力強いスパイスも相変わらずですが、
フィニッシュではやや低減し、
草っぽいハーバル香を感じました。
ソーダ割り
香りは割ることでだいぶ落ち着きますが、
甘美な香りはここでも継続。
味わいは柑橘系の酸味が中心のハイボールに。
猛威をふるっていたスパイスもサポート役にまわり、
ハーバル感も継続します。
ガッツリとした食事に合わせるには
やや重ためのハイボールになりますが、
軽いおつまみとの相性は抜群です。

個人的にはブラックペッパーを使った
スモークナッツとの組み合わせが最高でした。
まとめ
今回は「オールドグランダッド ボンデッド」についてレビューしました。
- 「ベイセル ヘイデン」がウイスキー造りの功績を称えられ、孫が誕生させたボトル
- 「ボトルド・イン・ボンド法」を踏襲した伝統的製法
- 香りと味わいのギャップが楽しめるスパイシーなバーボンウイスキー
個人的には濃厚な甘い香りと
力強い酒質とスパイスの破壊力が楽しめる
ストレートがおすすめですね。
飲み方を変えると
ストレートでは感じられなかった風味も出てくるので、
飲んでいて飽きもきませんし、
ソーダ割りと塩気のあるおつまみとの相性は抜群ですので、
実売価格3000円前後はお買い得だと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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