【ウイスキーレビュー】厚岸 小寒の価値はどこにあるのか?

ウイスキー

「日本でアイラ島のようなピーテッドウイスキーを作りたい」

そんな蒸留所の熱い思いを届けるウイスキー、

飲んでみたくないですか?

こんにちは!ふっくしゅーたーです!

今回のレビューはこちら

シングルモルトジャパニーズウイスキー

「厚岸 小寒(しょうかん)」です。

北海道厚岸町の厚岸蒸留所がリリースしている

二十四節気シリーズの第21弾になります。

基本スペックはこちら

アルコール度数55%
熟成年数ノンエイジ(4~8年の原酒を使用)
樽構成バーボン樽、シェリー樽、ワイン樽、ミズナラ樽
フェノール値10ppm未満
小売希望価格23100円
はじめてさん
はじめてさん

フェノール値?

マスター
マスター

ピートを炊く度合いのことで

数値が大きいほど燻製香が強い傾向があるね

あくまで数値上の話だから

実感と相違する場合もあるよ

今回の「厚岸 小寒」ライトピーテッドタイプですね。

ラベルのタンチョウと梅の花が印象に残ります。

このウイスキーをおすすめしたい人
  • 蒸留所の思いや夢に共感した人
  • コスパだけでウイスキーの価値を判断しない人

熱いぜ!厚岸蒸留所

アイラモルトに魅了されたオーナーの樋田恵一氏が

2016年北海道厚岸郡厚岸町に誕生させた蒸留所です。

  • 潮風の影響を受ける熟成環境
  • ピート層を通る水
  • 海藻や草が中心のピート
  • 寒暖差の激しい気候

オーナーが厚岸という土地を選んだのも

アイラモルトのような

スモーキーフレーバーの

ウイスキー造りに適した環境だったからだといいます。

譲れないこだわりスコットランドの伝統的製法で造ること。

世界一の蒸留機器メーカー

スコットランドのフォーサイス社が

蒸留所内で直接製造したポットスチルを使って

蒸留を行っています。

蒸留所の最終目標

厚岸産の大麦、ピート、ミズナラ樽を使った

「厚岸オールスター」のウイスキーを造ること

熱い思いを持った蒸留所です。

日本の伝統的な暦を冠した「二十四節気」シリーズ

二十四節気シリーズは

一年を24等分する

日本の伝統的な暦(季節を表す名称)を冠する

厚岸蒸留所の限定品シリーズです。

2020年10月に発売された「寒露」から始まり、

今回の「小寒」で21本目。

シングルモルトと

ブレンデッドウイスキーが

発売されています。

二十四節気シリーズのシングルモルトは

第9弾の「大雪」や第12弾の「白露」など

一部例外を除いて

バーボン樽、シェリー樽、ワイン樽、ミズナラ樽の

4つの樽の原酒で構成されています。

参考文献:厚岸ウイスキー二十四節気コンセプトサイト

akkeshists.com/products/」(2026/1/7更新)

これまでの二十四節気シリーズは

熟成年数が3〜6年の原酒を主に使用していました。

今回の小寒の原酒は

熟成年数が4〜8年と

少しずつ歴史が積み上がってることを

実感できますね。

意外?似ているのは、あのアイリッシュウイスキー

香りレモンやりんごを想起させる

ハチミツ入りのフルーツティー

フェノール値は10ppm未満ですが、

ピート香をしっかり感じ取れます。

冒頭で説明した現象が起きましたね。

ややアルコールの刺激臭が気になります。

味わいフルーツティー

草や土を思わせるハーバル

ミズナラ樽の影響でしょうか、

甘いお香のニュアンスも。

フィニッシュでようやくピートが顔を出します。

味わいの方も

ややアルコールのアタックが気になりますね。

アイラモルトのような

ピーテッドウイスキー造りを志す

厚岸蒸留所ですが、

今回の「厚岸 小寒」は

「アイラモルト」というよりも

ライトピーテッド、フルーツ香、草や土っぽさから

アイリッシュシングルモルトウイスキーの

「カネマラ」に似ている部分があるなと感じました。

常連さん達
常連さん達

カネマラに紅茶感はあまりないけどね

2、3滴加水すると

香り、味わいともに

ピート香が落ち着き、

フルーツティーが主役に躍り出ました。

やはりアルコール度数の高いウイスキーは

数滴加水するのがおもしろいですね。

まとめ:厚岸 小寒の価値はどこにある?

今回は「厚岸 小寒」についてレビューしました。

ポイント
  • 「厚岸オールスター」のウイスキー造りを目指す
    熱い生産者達が製造した限定品シリーズ
  • フルーツティーのような酸味と甘味が味わえ、
    数滴の加水でその特徴が全面に押し出される。
  • アイリッシュピーテッドウイスキー「カネマラ」に近いニュアンスも

蒸留所の可能性を感じさせるボトルです。

この味わいでアルコールの刺激がなくなり、

熟成感が出てくれば。と、

期待せずにはいられません。

では、現時点でこのボトルに2万円以上払う

価値はあるのでしょうか?

味と価格のバランス(コスパ)を第一に考える方には

このボトルはおすすめしません。

それこそ、1万円前後で熟成感のある

アルコール度数の高いアイラモルトは数多くあります。

このボトルをおすすめするのは

厚岸蒸留所の夢や思いに共感した人達です。

「あなた達ならもっとうまいウイスキーをつくれるはずだ!」

「その夢、応援させてよ!」

そんな思いで買うべきボトルです。

私自身も決して安くない金額を払って飲みましたが、

後悔はなく、むしろ

「この蒸留所はこれからどうなって行くんだろう?」

と楽しみが尽きません。

厚岸蒸留所のウイスキーが好きな人は

人の成長を見るのが好きな人なんじゃないかな✨️

嗜好品であるウイスキー。

改めて自分の価値観、

自由意志を大切にしながら

飲んでいきたいと胸に刻みました。

ちょっと情緒的になり過ぎましたかね?笑

最後まで読んでくれてありがとうございました。

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