ハイボールからのネクストステップ!温度による味の変化を知ろう

ウイスキー

こんにちは!ふっくしゅーたーです!

ハイボール、美味しいですよね。

あのソーダのキレとすっきり感で

油モノを流し込む瞬間がたまりません!

ウイスキーブームと呼ばれてから十数年、

「とりあえずビール」から

「とりあえずハイボール」に

移行した方も多いのではないでしょうか?

マスター
マスター

もうそんなに経ったんだね〜

とはいえ、一辺倒は飽きるもの。

味変で別の飲み方にチャレンジしてる方も多いと思います。

でも飲み方を変えた瞬間、

「苦くて飲めない!」

「なんか香りが飛んじゃった」

なんて経験ありませんか?

そこで今回は

ウイスキーの温度による味の変化について

サクッと解説したいと思います。

今回の記事を読むと

飲み方を選ぶ基準ができてお酒の楽しみ方が広がります。

今回の記事を読んでほしい人
  • ハイボール以外の選択肢を持ちたい人
  • お酒の楽しみ方のレパートリーを増やしたい人

そもそもウイスキーの味はどこから来ているのか

ウイスキーを含めた蒸留酒は

蒸留という工程を経た段階で

原料の糖質はほぼ失われるとされています。

ではウイスキーのあの複雑な味わいは

どこから来ているのでしょう?

その大部分は

原料や製造工程から来る様々な香味成分です。

この香味成分がアルコールそのものの辛味や熱感と混ざり合って

あの複雑な味わいが形成されるわけですね。

はじめてさん
はじめてさん

ウイスキーは香りを…飲んでいる?

マスター
マスター

そう!そういう表現をする人もいるんだ。

ざっくりとですが、

ウイスキーの代表的なフレーバーが

どのタイミングで加わるのかを表にしてみました。

原料・製造工程加わるフレーバー
モルトトースト、トフィー
トウモロコシバニラ、メープルシロップ
ライ麦こしょう
小麦ハチミツ、全粒粉パン
製麦トースト、ビスケット
スモーク、薬品
糖化、発酵果物、花、植物
蒸留果物、皮、タバコ
熟成バニラ、キャラメル、果物、花、ココナッツ
渋味、辛味、ドライフルーツ、ナッツ、チョコレート

こうして出来上がった個性の違う様々な原酒を

ウイスキーブレンダーと呼ばれる

プロの技術者が調合します。

その結果、常に一定の品質を保ったウイスキーが出来上がるわけです。

常連さん達
常連さん達

すごい技術だよね〜

マスター
マスター

数百の原酒を嗅ぎ分けるらしいよ

ポイント
  • ウイスキーの味は原料・製造工程からくる香味成分と
    優秀な職人、技術者の集団から生み出される

温度によって味は変化をする

甘味

甘味は体温に近い温度(30〜40℃付近)で最も強く感じ、

低温、高温になるほど感じづらくなるとされています。

これは味を感じる舌の味蕾(みらい)という部位が

体温付近で最も活性化するためです。

はじめてさん
はじめてさん

ということは

ウイスキーの甘味を特に感じたい場合は…

マスター
マスター

ストレートで飲むことをおすすめするよ

苦味、塩味

苦味は低温から体温付近で強く感じ、

高温になると感じづらくなります。

冷めたコーヒーやお茶って

妙に苦く感じますもんね。

塩味は低温で強く感じられ、

高温になるにつれて感じづらくなります。

冷めた味噌汁や冷蔵庫の煮物が

しょっぱい理由です。

また、アルコールのアタックは

冷やすと感じづらくなります。

はじめてさん
はじめてさん

アルコールのアタック?

マスター
マスター

顔が「いっ!」ってなるあの辛味だよ

アルコールのアタックが起こる仕組み

口の中には「43℃以上の熱」

「カプサイシンの痛み」を検知して

脳に警告を送るトリップV1というセンサーがあります。

アルコールのエタノール分子が

このセンサーに触れると、

この43℃以上の熱を検知するセンサーが

34℃付近までその起動温度を下げてしまいます。

結果、自分の体温を

「熱い(火傷)」と脳が誤認してしまい、

あのアルコールのアタックが生まれるわけです。

マスター
マスター

厳密にはお酒からくる刺激ではないんだね

アルコールのアタックを減らす方法

方法・工程原理・作用
割る(加水)アルコールのエタノール濃度を下げて
センサーへの接触を減らす。
冷やす起動温度である34℃以下にして
誤作動を防ぐ。
熟成生まれたての原酒や
若い原酒は
アルコールの中で
エタノール分子と水分子が
自由に動き回っている。
熟成が進むと
エタノール分子の周りを
水分子が取り囲む集合体が形成される。
この集合体が
エタノール分子が
直接センサーに触れることを防ぎ、
アルコールの刺激が減る。

アルコールの辛味を抑えつつ、

苦味や渋味、塩味を強調させたい場合は

ロックという選択肢が有効でしょう。

はじめてさん
はじめてさん

何となく「ウイスキー」=「ロック」のイメージでした

マスター
マスター

理解せずに注文すると

「ウイスキー」=「苦いお酒」って判断しちゃうんだよね

酸味、高温時の影響

酸味は温度による変化は

ほぼないと言われています。

高温では揮発量が増すので

総量が減ることでの減少は考えられるでしょう。

また、香味成分全体に言えることですが、

高温時では揮発量が多くなり、

せっかくの香りもすぐに飛んでしまいます。

ホットウイスキー(お湯割り)作る際は、

お湯を少し冷ましてから入れた方がいいでしょう。

はじめてさん
はじめてさん

だいたい何℃くらいがいいんだろう?

マスター
マスター

70〜80℃くらいのお湯を使って

ウイスキーと混ぜた時に50℃くらいになれば

バランスよく仕上がるね

ポイント
  • ウイスキーの甘味を感じたいならストレート
  • 苦味や塩味を際立たせたいならロック
  • アルコールの辛味を低減させたいなら冷やす
  • お湯割りのお湯は70〜80℃あたりで

まとめ

今回はウイスキーの温度による味の変化について

サクッと解説してみました。

今回の内容をグラフ化すると

以下の通りです。

ざっくりとした解説ですが、

これだけでも頭に入れておくと

「このウイスキーは冷やしても甘味が残ってるな」、

「このウイスキーは香り全体が繊細だから食中酒にいいかも」

などなど

自分の予想を楽しみながら飲み方の選択が出来ると思います。

まぁ、これに貯蔵環境やら熟成年数が重なってくるので

予想なんて裏切られることのほうが多いんですけどね💦

…いや、むしろ裏切ってくれ!その驚きが楽しいんだ!

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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