Q1.ラベルに「12年」と記載されているウイスキー。この年数が意味するものは?
- ブレンドされているすべての原酒の「平均熟成年数」が12年である
- ブレンドされている原酒の中で「最も熟成年数が短いもの」が12年である
- ブレンドされている原酒の中で「最も熟成年数が長いもの」が12年である
Q2.「シングルカスク(Single Cask)」とはどういう意味?
- 1つの蒸留所で造られた原酒のみをボトリングしたもの
- 1つの樽の原酒のみを、他の樽と混ぜずにボトリングしたもの
- 熟成させるための樽の種類を1種類に絞ったもの
Q3.「ノンチルフィルタード(Non Chill-Filtered)」とは何を「していない」という意味?
- アルコール度数を下げるための「加水(加水調整)」をしていない
- ウイスキーの色を整えるための「カラメル着色」をしていない
- 濁りや沈殿物を防ぐための「冷却ろ過(低温ろ過)」をしていない
正解と解説
Q1.
正解:2. ブレンドされている原酒の中で「最も熟成年数が短いもの」が12年である
解説:
スコッチやジャパニーズウイスキーなどのルールでは、ボトルに表記する年数はブレンドに使われた原酒の「最低熟成年数(最も若い原酒の年数)」でなければならないと決められています。 例えば、熟成15年や20年といった長期熟成原酒をどれだけ大量に使っていたとしても、たった1滴でも12年熟成の原酒をブレンドしたならば、そのボトルは「12年」と表記しなければなりません。 つまり、「12年」という表記は、「このボトルには12年未満の若い原酒は一滴も入っていません」という証明です。
Q2.
正解:2. 1つの樽の原酒のみを、他の樽と混ぜずにボトリングしたもの
解説:
「シングルカスク」(アメリカンウイスキーでは「シングルバレル」とも呼ばれる)とは、他の樽のウイスキーと一切ブレンド(ヴァッティング)せず、たった1つの樽からそのまま瓶詰めしたウイスキーのことです 。 一般的なウイスキーは、味を均一に安定させるために何十もの樽を混ぜ合わせますが、シングルカスクは混ぜ物を一切しないため、その樽ならではの強烈な個性や、二度と同じものは造れない唯一無二の味わいをダイレクトに楽しめます 。1本の樽から取れる本数が限られているため非常に希少価値が高く、ボトルに「樽番号(カスクナンバー)」が手書きされていることも多いです。
Q3.
正解:3. 濁りや沈殿物を防ぐための「冷却ろ過(低温ろ過)」をしていない
解説:
ノンチルフィルタードとは、ウイスキーをボトルに詰める際、「冷却ろ過(低温ろ過)」をあえて行っていないことを意味します。ウイスキーは、ボトルの中で冷やされたり水で割られたりすると、麦由来の油分や旨味成分が固まって「濁り」や「沈殿物(オリ)」が生じることがあります。これを防ぎつつ、見た目をクリアに保つために、事前に原酒を急激に冷やして濁り成分をろ過する工程を「チルフィルタード(冷却ろ過)」と呼びます。しかし、このろ過の際、ウイスキー本来の美味しさである旨味成分やアロマ(香り)の成分まで一緒に削ぎ落とされてしまうというデメリットもあります。ノンチルフィルタードとは、あえてこれを「しない」ことで、樽から払い出されたままの豊かな風味、コク、そして複雑なアロマを最大限ボトルに残しています。
いかがでしたか?
今回はボトルの表記に関する問題でした。
ラベルに何が書かれているか分かると
ウイスキー選びがさらに楽しくなりますね。
次回のあるじからの挑戦状もお楽しみに✨️

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