概要:
キリンビール株式会社は、
「ジャパニーズウイスキー 富士」ブランドから初となる年数表記商品、
「キリン シングルグレーンジャパニーズウイスキー 富士 12年」の発売を発表。
10月にイギリスとフランス、
11月に米国と国内の空港免税店(羽田、成田、関西)で先行販売される。
日本国内での一般発売は2027年以降に予定。
本商品は、富士御殿場蒸溜所で造られた3タイプのグレーン原酒
(主原料がトウモロコシなどで、連続式蒸留機で造られる原酒)を厳選してブレンド。
ウイスキーの旨味成分を逃さない
「ノンチルフィルタード(冷却濾過なし)」製法を採用し、
アルコール度数48%でボトリングされている。
出典:PR TIMESほか
ウイスキーに限らず、
近年は一般発売の前に
海外や空港免税店で先行販売するケースも多いですよね。
そこには企業のどんな狙いがあるのでしょう?
先進国ならびに
その国の国際空港は、
世界中から感度の高い旅行者やビジネス層が集まります。
日本国内で一般発売する前に、
海外の主要都市(欧州・米国など)や
空港免税店で先行展開することにより、
ブランド価値の向上
(グローバルに評価されているブランドというイメージ)
や認知の拡大が行えますよね。
他にも発信力の高いインバウンド層にアプローチすることで
SNSによる拡散も狙える。
もちろん、「どの国の人に、いくらで、どう響くのか」という
データ収集も行われていることでしょう。
「顧客への需要喚起」という
もう少しミクロな目線で見ると、
1.希少性と限定性
人は「手に入りにくいものほど価値が高い」と
直感的に判断する傾向にある。
国内の一般市場で未発売の商品を
「海外限定」「空港限定」として並べることで、
商品の価値を自ら創造し、購入の決断を促す。
2.現在バイアス
人は将来の利益よりも、目の前の利益を優先する傾向がある。
「日本に帰ってから(あるいは数ヶ月後に)買えばいい」
と頭では分かっていても、
旅行中(非日常空間)特有の開放感も手伝い、
「今すぐ手に入れて優越感を味わいたい」という欲求が
合理的な判断を上回る可能性が高い。
3.時間的制約と機会損失
「搭乗時間」というタイムリミットが存在することにより、
比較検討する時間が奪われ、
直感的な判断が優先される状況ができる。
「買わずに後悔したくない」という機会損失への恐怖も手伝い、
購入へと至る。
こんなとこでしょうか?
他にも「ヴェブレン効果(自己顕示欲を満たす消費)」や
「メンタルアカウンティング(旅行という非日常で財布の紐が緩む)」
なんていう狙いもありそうですね。
ここまでやって
ようやく手にとって貰えるかどうかだからなぁ。
改めて商品を売るって大変ですよね😂
個人的には通常商品の「シングルグレーン 富士」が好きなので、
この年数表記商品も気になっています。
まぁ現在バイアスに惑わされず、早期のプレ値購入はしませんけど笑
将来どこかで巡り会えたら嬉しいな✨️

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